2023.11.04忘己利他

こんにちは総務の渡部亮子です。
忘己利他と書いて「もうこりた」と読みます。
天台宗最澄が唱えたと言われています。
辞書には自分の事を忘れて、人さまの為に尽くすこととあります。

自分のことを忘れるほど、他人のために生きることこそ、
生きることであると。
他人のために生きることが、結果的に自分のために生きること
につながるということなのではないかと考える方もいます。

忘己利他という生き方は、まさに「貢献」の生き方です。

京セラ創業者の稲盛和夫氏は「利他の心を判断基準にする」という
記事を読みました。
①なまけ心、気楽に生きたい人は経営者になってはいけない。
②自己犠牲を持った人でなければ経営者になってはいけない。
素晴らしい人間として優しい思いやりには哲学がいると述
べています。

以前、同級生から「忘己利他」の言葉を額に入れたいから墨で
書いてくれないかと頼まれたことがあります。
私たちの年代になるとそういう生き方をするのかと考えさせられ
ました。

確かに生活する場面においても「忘己利他」精神で物事に当たれ
ば家族内でも争いは少なくなると感じます。
会社内でも同じように社員同士の関係も上手くいくようなると思
います。
それとは反対に私利私欲に走ると問題が生じ、人間関係が上手く
いかなくなります。

同じような内容で「この世で一番幸せになれる方法」という記事
を目にしました。
それは「感謝」と「利他」の心が人生を幸せにすると書いてあり
ました。
経験を積まないと理解できない場面があるかも知れませんが、
若い世代からこのような利他精神の習慣をつけてほしいと強く
望んでいます。

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