2023.02.19言葉の伝え方
こんにちは、ハンズワタベの安食です。
子どもや部下だけでなく、恋人や友だちにも、何かを注意したい時ってありますよね。
そんな時に、どういうふうに伝えていますか?
もしこんなふうだったら、あなたの伝え方は間違っているかもしれません。
人は、何かを言われると、無意識にそのことが刷り込まれます。
それがポジティブかネガティブか、肯定的か否定的かは関係ありません。
だから、子どもに「走らないで!転んじゃうよ」と言うと、「走る」「転ぶ」に注意が向いて、結果、転んでしまうんです。
転んでほしくないのなら、「ゆっくり歩こうね」と伝えるのが正解。
同様に、高速道路や山道にある「事故多発」「事故注意」と言う看板は、「事故」に注意が向いてしまいます。
この看板を「安全運転」に変えたら事故がぐんと減ったという実験もあります。
だから、建築現場や工場には「100日連続無事故」のような張り紙がしてあるんです。
ですから、注意したいことがある時には、してほしいことを肯定的に伝えるのがポイントです。
「どうして勉強しないの」は「勉強しない」が刷り込まれてしまいますが、「よく勉強しているね」は、「勉強している自分」が刷り込まれます。
それに、「●●しないで!」と注意されるより、「●●していて偉いね」と言われた方がうれしいですよね。
相手との関係性も良くしてくれる伝え方です。
ぜひ試してみてください。