2023.01.28守破離

こんにちは総務の渡部亮子です。

「守破離」この言葉はよくお稽古ごとによく例えられているようです。
私も好きな言葉のひとつなので大事にしています。
辞書を調べてみると「守破離（しゅはり）」の意味は、日本の茶道や
武道・芸能などにおける師弟関係・修行の段階の在り方のひとつであ
り、成長のステップを「守（しゅ）」「破（は）」「離（り）」の三
つに分けて表しているとのこと。
・守（しゅ）：師匠に言われたこと、師の流儀・基本の型を守る。
・破（は）：師の流儀を極めた後に、工夫して自分が良いと思った型
を作り、既存の型を破る。
・離（り）：独自の境地の中で一流を目指す。師匠の型・自分自身が
作り出した型を踏まえたオリジナルに進化し、型から離れる。

注意することとして、一見「守破離」は、最初の型（師匠の流儀）と
は違った別の型へ変化していくもののようにも感じられますが、
「守」から「破」、そして「離」と進んでも、あくまで「守」で学ん
だ根源・師匠からの教えから全く変わってしまうのではなく、
「守（基本の型）」の延長線上にあるということがポイントとなると
いうことです。
現在デジタル社会ですから避けて通るわけにはいきませんが、デジ
タル化にすれば全てが解決するというものではないと思います。

基本をしっかり理解した上で成長過程へとつなげたいですね。
最近孫が「保育園に行きたくない」ということがあります。
結果的には行けば行ったで楽しいわけですから行きますが、先日の
ように「天候が悪いからお休み」というのはどうかと思います。
まだ基本がわからない孫世代では楽な方へ流れるのではないかと心配
しています。

私たちの時代は今に比べ雪の量も多く吹雪の時もたくさんありました。
その時々の状況に合わせてどうしたら出来るかを考えていました。
大人の都合で若い芽を摘まないようにしたいものです。

こんな寒い中でもハンズワタベでは三条で完成見学会を行っています。
1/28（土）と1/29（日）は予約なしで見学できます。
「素足で過ごせる暖かい家」を体感できるチャンスです。
ぜひ足を運んでみませんか！