2024.01.23塞の神で地域の人と顔合わせ
こんにちは総務の渡部亮子です。
コロナウィルス感染症の位置づけが「5類感染症」に移行した
ことにより各地域でイベントが再開されてきました。
私たちの地域でも一昨日「塞の神」が行われました。
以前は参加する人数も多く賑やかでしたが、最近はぐっと
少なくなりました。
それでも、今年の塞の神には子供たちの姿もあり、
微笑ましい光景でした。
普段顔を合わすことのない人とも顔を合わせ世間話が出来、
ひとつの地域の行事に参加することで以前の付き合いに
戻ったようで嬉しいというか懐かしさが湧いてきました。
昔は1月15日の小正月(こしょうがつ)に行われていました。
塞の神行事は、正月の松飾りや注連飾(しめかざ)りを一か所に
集めて焼くもので、全国的に行われている行事です。
地域によっては呼び名が異なり、ドンド焼きなどと呼ばれている
ところもあるようです。
この行事には、火を神聖視する信仰がみられ、燃やした火に体を
あてると体が丈夫になるとか、燃やした火で焼いた団子を食べると
病気をしないとか、火に書き初めをかざして高く舞いあがると字が
上手になるとかいわれているようです。
私たちの地域では「あおさ会(青年部)」の方が中心になって
材料となる竹・木・ワラなどを調達し、骨組みを円錐形につくり
櫓を組みます。
その周りをワラや飾りもので囲みますが、今年は去年の春祭りの
神楽に使った唐草模様の尾っぽが巻かれていました。
この日の天候はあいにくの雨でしたので町内の会館内でお祓いを
受けた後、外に出て恒例のスルメを焼いて持ち帰ってきました。
無病息災を願った一日でした。