2023.09.15人間が集中できる時間にはリズムがある!?15・45・90の法則とは
こんにちは!リフォーム部の安達です。
先日、マスメディアの情報で、集中力の特集を
していました。私はどちらかと言うと、集中するのに
時間がかかるほうです。
人間が集中して何かをするとき、集中力の深さ
や集中していられる持続時間にはあるリズムが
あることがわかっています。
それが、「15・45・90の法則」というもの。
人の体内には15分・45分・90分というリズムが
備わっていることを意味しています。
実は人が深い集中を持続させられるのはたったの
15分程度なんです。ただし、この15分の間はと
ても濃い集中時間なので、電車で少し読書をする
など、短い時間でも集中力が高いのでかなりの効
果があります。
また、小学校の授業は45分前後に設定されて
いることが多いですが、これは子供でも集中力
を保てる時間として決められています。
テレビドラマもCMを除けば45分程度です。
理想的なのは15分ごとに少し休憩というか、
気持ちを緩められるようにできれば、
「15分×3=45分」で、人間が集中しやすい
リズムになります。
そして最後に45分の2倍である90分。
90分と聞いて思い浮かぶのがサッカーの
試合です。サッカーの試合は45分ハーフ
で90分で行われます。間に15分ほどの
休憩も挟みますし、集中して見ていられる
ちょうどいい時間なんですよね。
また、大学生にもなれば講義の時間が90分
ぐらいに延びます。
この時間は大人が集中していられる限界の時間です。
人間の身体には体内時計というのがありますが、
これは意外と正確なリズムを刻んでいます。
たとえば、毎日同じ時間に起きたり、ご飯を
食べるのが習慣になっていると、自然と毎日
同じ時間に目が覚めたり、お腹が減ってきた
りすること。これは概日リズム(サーカディ
アンリズム)といって、24時間周期で刻まれ
ているリズムのことです。また、24時間周期
ではなく、もっと短い90分周期のリズムがあり、
ウルトラディアンリズムといいます。このウル
トラディアンリズムで何がわかっているのかと
いうと、人間の脳というのは、約90分の周期
で覚醒度が変化していて、高い覚醒度90分と
眠気の強い20分が交互にくるというサイクル
があるということ。寝ている時にも、レム睡眠
とノンレム睡眠という90分の周期がありますし、
人間の身体には90分のリズムが深く関わってい
ることは間違いなさそうです。
人間が集中できる時間には15・45・90とい
うリズムがありますが、これはあくまで集中
できる時間の目安にすぎないので、自分に合
った集中時間を見つけることが大事です。